10月17日の　ならまち月釜茶会は、山梨県甲州市の若き茶人　大村康太郎さんです。

大村さんとは、武田信玄の菩提寺恵林寺でご縁をいただきました。
物腰の柔らかい、しかし眼差しの強い、好青年です。
武田信玄の率いた甲州軍団というのは大村さんのような人の集まりだったのではないかと、想像します。

大村さんは現在、山梨の神社に奉職されており、奈良の吉野と山梨に残る蔵王権現の信仰を繋ぐ活動をされています。
また、恵林寺にて茶道を様々な角度から学ぶことができる環境つくりをされています。

私は、大村さんは次の茶道の世界を担う人の一人ではないかと考えています。

そんな大村さんの「山梨の茶の湯」をぜひ、皆様にも感じていただきたいと思い、月釜の担当をお願いしました。

ならまち月釜茶会　テーマ　山岳信仰

席主：大村康太郎さん

日時：10月17日　8:40~  9:30~ 10:20~ 11:10~ 12:20~ 13:20~ 14:10~

各席：8名迄

会費：3000円

大村康太郎さんの自己紹介

山梨県出身。表千家茶道講師。日吉山王神社禰宜。
表千家山梨県青年部部長。山梨県立大学表千家茶道部講師。
六歳より茶の湯を学び始め、武田信玄公菩提寺である名刹・乾徳山恵林寺の古川周賢老大師さまと共に、感性鋭い若き茶人を生み出す活動に最大熱量を注いでおります。

また、神職として奉務している金櫻神社は山梨の霊山・金峰山に、吉野より蔵王権現を勧請し祀っている。今は往時のような古の信仰が失われてしまっており、その金峰山信仰の復権を志し活動しております。

日本一の富士山と奈良吉野より勧請した金峰山は一対の山であり、その古の山岳信仰をテーマに茶席を設る予定です。

【お問い合わせ】

奈良町情報館(0742-26-8610) info@naramachiinfo.jp